
こんにちは。ぽん(夫)です。
私は2023年に長男が生まれ、その時に約2ヶ月間の育休を取得しました。2025年には次男が生まれ、現在は1年間の育休期間を過ごしています。
今回は育休を実際に取得してみての感想などをまとめてみたので、これから育休を取ろうか迷っている方の参考や後押しになれば嬉しいです。
私のプロフィールについて
まずはどんな人が育休を取ったのか知ってもらいたいので、簡単に自己紹介をします。
この記事を書いている『ぽん』と申します。
下に簡単なプロフィールをまとめてみました。
- 長男が生まれた時は30代、次男が生まれた時は40代でした
- 妻と子供2人の4人住まい(猫ちゃんも1匹います)
- 職業は公務員(消防士)
- 長野県在住
- 第1子で2ヶ月弱、第2子で1年間の育休を取得(今現在が育休中です)
育休を取得しようと思ったきっかけ

はじめは取れるなら取ってみようかなくらいの気持ち
第1子が生まれる前に育休を取得しようと決めましたが、その時は制度があるなら活用しようといったくらいの思いでいました。
時代的にも育休を推進している雰囲気だったので、職場の人員などは気にしつつも、そこまで育休取得に抵抗はありませんでした。
妻に育休を取ろうと考えていることを話した時、妻からの返答もこんな感じです。
子供と関わる時間を増やしたいし、育休を取ろうと思っているんだけど…
育休取れるの?
取ってくれるなら嬉しいけど…
夫婦共に、取れればいいなくらいの感覚でいたことを覚えています。
正直な話、いい意味でも悪い意味でも長期休暇を取れることが、育休を取るきっかけでもありました。
2ヶ月弱の育休が終わってからの後悔
実際に経験してみると、2ヶ月弱の育休期間は短くてあっという間に終わってしまいました。
私の育休が終わると、丸一日の長い時間を妻が1人で育児するため、子供をみる時間が桁違いに増えました。
産後2ヶ月では帝王切開の傷や体の不調も戻っていないのに、夕方になると何をしても泣き止まなくなる黄昏泣きがあったり、夜になると寝かしてもすぐに起きてしまう夜泣きがあったりと、体調を気遣う暇すらなくなってしまいました。
育児がつらい…
もうこれ以上は限界…
出産後の経過で産後うつと言われていた妻だったので、ワンオペでの育児はさらにメンタルを崩す原因になりました。
私も可能な限りサポートをしたいと考えていましたが、仕事をしていれば物理的に無理な話で、妻の負担を軽減させてあげることができずに後悔しました。
メンタルはつらかったが2人目も欲しい葛藤
夫婦2人とも子供は2人は欲しいと思っていましたが、1人目の産後うつがあったので躊躇していた時期がありました。
それでも産まなかった後悔はしたくないと、夫婦2人での話し合いの答えが出て、メンタルのサポートもできるように1年間の育休取得を決めました。
長男が1歳の誕生日を迎える頃には、妻のうつ症状も比較的落ち着きました。それも加味して、次男の時は1年間の育休にしようと決めました。
育休を取得して良かったこと

育休を取得するメリットはいくつもあると思いますが、私が思うメリットを別記事にまとめてあるのでご参照ください。

メリットとは別に、私自身が育休を経験して良かったと思えたことがあったので紹介します。
妻のサポートに注力できた
授乳やオムツ替え、沐浴など、生活面での育児をやれたことは当たり前として、妻の体調に合わせて家事・育児のバランスを増やしたり、妻の1人時間を作りました。
気分を上げるために妻の好きなご飯を作ってあげたり、マッサージなどをして気持ちと体のリセットができるようにサポートしました。
長男の時は、私が子供をみれば妻が自由にできる時間を確保できましたが、次男の時は1人で子供2人をみるのが大変だったので、1人時間を作ってあげることができませんでした。
パパがいい!を増やすことができた
一般的な家庭の様子に詳しくないので推測な部分もありますが、育児に深く関わったことで「パパがいい」と言ってくれる機会が多かったと思います。
平日が仕事で休日に子供と接することが多いパパだと、どうしても子供との遊びに注力してしまうのではないでしょうか?
そうなると遊びはパパがいいと言ってくれますが、普段の着替えや歯磨き、食事の補助に入浴など、日常生活の育児はママがいいになってしまう気がします。
ママがいいが増えてしまうと、結果的にママへの育児負担が増えてしまいます。
家事の割合もママの方が多ければ、夫婦での負担の差がかなり大きくなってしまうのは予想できます。
将来を見つめ直す時間を作れた
はじめの方で「いい意味でも悪い意味でも長期休暇を取れることが、育休を取るきっかけでもありました。」と書きました。今の職業を続けていくか悩んだ時期でもあったので、長期休暇で自分を見つめ直す時間を作ることができました。
一時的に距離を置くことで、現状を客観的に見ることができます。
まだまだ人生は長いので、子供にも輝いたパパの姿を見せられるように考えるのもひとつだと思いました。
育休中に不安に思ったこと

生活費が賄えなくなる
育休中は育児休業手当金をもらうことができます。

金額としては元々もらっていた給与より少なくなってしまうので、生活費との差がマイナスになってしまうこともあります。
子供が生まれるとオムツや粉ミルクなど、今まで買っていなかった物も購入しなければなりません。
他にも環境によって家具や家電を買い替えたりする必要もでてくるので、意外と一時的な大きい出費も増えると思います。
貯金があっても収支がマイナスだと、減り続ける貯金が心配になります。
出産前から収入の7割くらいで生活する(生活費の見直し)など、工夫をしておけば精神衛生的にも良いかもしれません。
仕事をしていないことへの不安
育休の期間が長ければ長いほど、職場復帰したときの大変さが増すので不安が高まります。
他にも、育児をしていて急に仕事をしていないことに対する不安がでてきたり、多くの人とは違う生活を送っていることが不安に思えたりしてきます。
長男の時は2ヶ月弱でしたが、育児の大変さや忙しさもあったので、そこまで不安に思うこともありませんでした。
職場復帰も久しぶり感はありましたが、ブランクを感じるようなことはありませんでした。
今は次男の育休を1年間取っている最中ですが、3〜4ヶ月したくらいから不安に思うことが増えた気がします。
そんな部分も考えながら、育休期間の判断材料にしてもいいのかなと思います。
結論、育休を取って良かった?

最後に育休を取って良かったのか、夫婦2人の意見をそれぞれまとめました。
私は育休を取って良かったと思っています。
毎日子供との時間をたくさん取れますし、日々の成長を自分の目で見ることはとても嬉しいことでした。
自分なりに妻のサポートもできましたし、協力して家事や育児もできたので、夫婦の絆がより深まったと思います。
私も夫に育休を取ってもらえて、良かったと思っています。
育休を取得するか迷っている方へ
私自身が抜けていることも多いので、妻から見たら力不足なこともたくさんあったと思いますが、夫婦2人で力を合わせて育児ができたことは貴重な時間でした。
育休は様々なメリットもあるし、最高な制度だと感じました。
人生一度きりですし、育休をとるか悩んでいるなら思い切って申請しちゃいましょう!
育休は申請した後でも期間を変更することは可能みたいなので、途中で職場復帰をしたい場合は育休を切り上げる選択も取れますね。