こんにちは、妻のもちぴです!
私のように前置胎盤と診断されて不安を感じている人の手助けになれたらいいなと思い、備忘録を残しています。
前回の記事、【前置胎盤発覚】編はこちらからどうぞ。

25w3d 胃痛が酷くなる
自宅安静と言われてから、夫がどうしても仕事に行かなくてはならない日には実母と義母に頼っていました。
今までは夫と二人三脚で頑張ってきた育児、いきなり第三者に頼る事になったのでとても気疲れしてしまい……。
実母も義母もお喋り。
長男の事や今回の妊娠の現状に至るまでを根掘り葉掘り、最近の愚痴や反応に困る近所の話をあーだこーだ。
何気ない一言が蓄積し私のメンタルを落ち込ませ、段々とストレスが溜まっていきました。
長男と2人でのんびり過ごしていた日々に戻りたい……
妊婦健診の日に胃痛が酷いと相談をしたのですが、特に何かあるわけでもなく、「もしかしてストレスかもね、何かあった?」と聞かれ思わずぽろっと出た本音。
「実母や義母に頼るのがしんどくて……でも夫が仕事の日は安静が難しくて……」
思わず涙ぐんでしまい、急遽助産師さんとの面談が入りました。
- 義実家で休めそうにないなら実家に身を寄せる(それができたらそうしています……)
- ストレスを溜めないのが一番
- 子供の事は夫に任せる
- 先生や助産師さんが自宅安静って言ってたから!と強めに主張するとよい
- 普通に義実家で休むのは誰でも気が引けるもの
話を聞いてもらいましたが、良い解決策はみつからないまま面談が終わりました。
きっと具体的な解決策はないのでしょう。
妊婦健診は以下の通り。
- 子宮頚管は問題なし
- 相変わらず前置胎盤で胎盤が子宮口を覆っているが、前よりはマシ
- 引き続き出血しやすいので注意
- 30週まで様子見して、32~34週で管理入院になるかも
- 胃薬、便秘薬、鼻詰まりの点鼻スプレー処方
- この2週間で悪化はしていないので、引き続き自宅安静で同じくらいの生活強度で過ごすこと
- お腹の張りがあるならすぐ横になる
なんとここにきて管理入院の具体的な話があがってきました。
長男が自宅保育なので、誰も見る人がいなくて……とごねてみましたが、「今の様子だと入院して出血に備えた方がいいですよ」との事。
この頃からお腹の張りがめちゃくちゃ増えてきて、夜になると必ず軽い前駆陣痛のような痛みがくるようになりました。
すぐ横になって2時間ほどでおさまるので、ちょうどその時間の長男のお風呂と寝かしつけを夫に全て任せるようになりました。
26w0d 2度目の出血!産科病棟受診
事が起こった前夜、義実家で開催された甥っ子の誕生日会。
長男が参加するということは私も当然参加、動かないわけにはいかず、大人の食事中には子供たちのお世話をするなど少々疲れてしまいました。
夫が色々サポートしたり積極的に引き受けてくれたのでいつもよりは手伝いも少なかったのですが、自宅安静中なので何もしません!と義実家で言えるはずもなく……。
今思えば無理言って私だけ家で留守番していればよかったです。
……翌日の明け方に出血してしまいました。
朝5時前に病院に電話すると、「出血が現在止まっているようなら、時間的にも先生が出勤してくる9時頃に来てほしい」と言われました。
実はこの日は夫が朝から仕事で、ちょうど実母が長男と遊ぶために家に来てくれる日でした。
実母に朝5時前に電話し早めに来てくれないか相談、そしてかなり早めに来てくれたので長男を託しました。
そして夫が午前休をとってくれたので病院へ。
もう色々不安だし、夫にも実母にも長男にも申し訳ないし、車の中で色んな感情がぐちゃぐちゃ。
この日は休日だったので、外来ではなく産科病棟へ直接行って診察してもらいました。
赤ちゃん無事ですよ、出血も止まっているし様子見で大丈夫!
よ、よかった!!
またしても少量の茶色い出血だったので引き続き自宅安静の指示がでました。
まさか散歩してないよね?とまた聞かれました。
前日にちょっといつもより動いて……と話すと、周りに協力してもらうよう話すべきと言われました。
29w1d 部分前置胎盤の診断
2度目の出血から3週間、自宅安静でなんとか過ごしました。
この頃から住んでいる自治体のファミリーサポートを週2ほど使って長男を昼間見てもらうように段取りを組みました。
前々月は2週に1回、前月は週1と、徐々に段階を踏んで慣らしていきようやく週2預けられるようになりました。
自宅や協力会員の自宅ではなく、自治体の支援センターで見てもらうように依頼できたので、長男も体を思いっきり動かしてとても楽しく過ごせていたと思います。
私が動けない分、ファミサポや夫との遊びで体を動かして体力を消費してもらいます。
ファミサポ中は自宅で横になって安静にしていました。
待ちに待った定期健診、この日は帝王切開の予定日が決まりました。
38w1dで帝王切開になる段取りで主治医に指定されました、私に決定権はなかったです。
なんとかここまで持たせましょう!との事。
そして、34wの健診のエコーで前置胎盤が治ってなかったら、そのまま帰宅せずに管理入院になると言われました。
なんだか怒涛の決定ラッシュであたふた、帝王切開の同意書や入院書類など沢山の書類を渡されて一気に現実味がでてきました。
管理入院用の書類もこの時念のためと一緒に渡されていたのですが、これも渡された時点で合わせて一緒に書いておいて良かったです。
胎盤が1~2㎝被っているね、部分前置胎盤になっていますよ!
毎回検査で見てきたけど、なかなか上がってこなかったね~笑
さらっと全前置胎盤から部分前置胎盤になっていることを告げられました。
部分にはなったけど前置胎盤には変わりないのでこの時点では管理入院必須と言われ落胆。
帰宅後は、各方面に決定事項を報告しサポートを依頼。
- 自治体の保健師さんに、早めに入院になるので長男の連絡窓口を夫に変更してもらうよう依頼(長男は自治体の親子教室に通っているので)
- 夫の仕事調整
- 実母義母への依頼
この頃はお腹の張りが毎晩あるようになり、とても不安でした。
管理入院にもなりたくない、長男と離れたくない、と毎日涙が出るように。
そんな長男がこの頃に2歳を迎えました!
正直誕生日を祝ってあげられないんじゃないかと不安だったのでとても嬉しかったです。
といっても自宅安静なのでお家でご飯を食べてプレゼント渡しただけですが。
長男は言葉がゆっくりで、この頃やっと「ママー!」としっかり呼びかけてくれるようになり愛おしさ大爆発。
32w2d いつもと違う強いお腹の張り
妊婦健診前日の夜、いつもより強いお腹の張りがありました。
長男妊娠時の前駆陣痛に似た強い痛みだったので、不安で病院に電話しようか悩みました。
30分間隔ではあるが間隔が短くなってこないし、2時間程度でおさまったので、翌日妊婦健診ということもあり様子見して寝ました。
31w3d 初NST、そして辺縁前置胎盤の診断
あさイチからまた30分間隔でお腹の張り、朝からは初めてだったので不安でした。
病院に着いて受付でお腹の張りがある旨を報告したら、週数が早いけどNSTモニターをすることに。
まだ31wなので上手くモニターできずに手で押さえて頑張りました。
モニター中はボコボコと元気な胎動、超元気だね~と言われていました。
結果、30分に2回の小さな張り。
この張り自覚できるのえらいね~
長男の時のお腹の張り具合をまだ覚えているからか、張るのにとても敏感になっていたので、そんなに強くない張りでも自覚できていたと思います。
子宮頚管は5㎝でひらいておらず、お腹の張りはあるけど切迫早産扱いにはならないとの事。
ただお腹が張っているだけなのでこれもまた様子見です。
そして……
胎盤があがって辺縁前置胎盤になっていますよ!
なんと部分前置胎盤から、辺縁前置胎盤になっていました!
このまま胎盤が上がれば管理入院しなくてよくなるかもねーとの事!!!
嬉しい結果で舞い上がっていました。
が、この翌週に鮮血の出血で強制入院となることをこの時の私はまだ知らない……。